皆さんこんにちは。
今回は敵が唱えた攻撃呪文をマホカンタ、あるいはミラーシールド等で跳ね返した時のダメージはどのようにして計算されているのかということについて述べていきたいと思います。
はじめに
まずは説明に入る前に、今この記事を読まれているあなたに私から1つクエストを出したいと思います。
パーティ内に攻撃魔力が700以上のキャラがいるか、転職等で攻撃魔力700以上のキャラをすぐに用意できそうな場合は是非挑戦してみてください。
もし、攻撃魔力が足りていない場合はパーティ内で一番攻撃魔力が高いキャラに魔力覚醒を使わせてから挑戦すると良いでしょう。
それではクエストの内容ですが、マグマロンが使ってくるメラミを20回反射し、その時のダメージ数値を記録しておいてください。この時、メラミを反射するのは先程述べた攻撃魔力700以上のキャラにしてください。
キャラを呪文反射可能な状態にする方法はマホカンタやミラーシールドを使う、リフレクトアーマーを装備するなどの方法がありますがどれを使っても構いません。
恐らくやっていくうちにとある疑問に辿り着くかと思いますが、その内容と答えについては後述します。
ドラクエ9における呪文反射の仕様
次に呪文反射の仕様についてですが、結論から申し上げますと以下の通りになります。
- 最上級呪文は反射したキャラのレベルに依存
- 最上級呪文以外は一部の例外を除き反射したキャラの攻撃魔力に依存
最上級呪文に関しては大魔王を育てている方であれば既にご存知かと思います。
Lv99のキャラが最上級呪文を反射した際のダメージはLv1のキャラが反射した時と比べて約2.5倍にまで膨れ上がります。
因みに、大魔王が使う最上級呪文の威力もレベル依存となっており、レベルの数値とダメージ量の関係も全く同じです。
次に2つ目の最上級呪文以外についてですが、これは「(一部の例外を除いて)反射したキャラが実際にその呪文を唱えた時と同じ扱い」となっているようです。
例えば、メラゾーマとマホカンタが使える味方キャラAと、メラゾーマが使える敵キャラBがいると仮定します。
キャラBが使ってきたメラゾーマをキャラAが反射した時の扱いと、キャラAがキャラBに対してメラゾーマを使った時の扱いは全く同じということです。
従って、この時のダメージ量は攻撃魔力に依存し、敵が呪文を唱えた時は暴走していなかったのに反射したら暴走した、という現象も起こりえます。この時の威力はもちろん暴走しなかったときの1.5~2.0倍です。
次に2つ目に書かれている「一部の例外」についてですが、これは敵が唱えた呪文が暴走した時の話です。
この記事の一番最初でマグマロンに関するクエストを出しましたが、恐らくマグマロンが使ったメラミが暴走した時とそうでない時で反射ダメージ量に差があったと思います。
そして、暴走した時の方がダメージ量が少ないことに対して疑問を持ったことでしょう。
結論から述べますと、敵が唱えた呪文が暴走してそれを反射した時のダメージ量は固定ダメージとなっており、レベルやパラメータをいくら上げても反射ダメージ量が増えることはありません。
従って、攻撃魔力が高くなると敵の呪文が暴走しなかった時の反射ダメージ量が大きくなり、暴走したときの反射ダメージ量は増えないのでダメージ量の逆転が起きているわけです。
マグマロンの暴走メラミを反射した時のダメージ量が少ないのはこれが理由です。
最後に補足ですが、敵が唱えた暴走呪文を反射すると反射後のメッセージも必ず「ぼうそうした!」と表示されます。
そして、敵が唱えた呪文が暴走しなかったにも関わらず反射後に「ぼうそうした!」と表示されるパターンもあります。
しかし、ここまでの記事の内容を理解している方であれば両者は同じメッセージでもダメージ計算の方法が全く違うことがお分かりいただけるかと思います。当然、前者は固定ダメージで、後者は攻撃魔力依存です。
見た目のメッセージに騙されないようにしましょう。
今回のまとめ
- 敵が唱えた最上級呪文の反射ダメージ量は反射したキャラのレベルに依存
- 敵が唱えた最上級以外の攻撃呪文が暴走しなかった場合、反射ダメージ量は反射したキャラの攻撃魔力に依存
- 敵が唱えた最上級以外の攻撃呪文が暴走した場合、反射ダメージ量は固定ダメージとなり、レベルやパラメータをいくら上げてもダメージ量は変わらない
最上級呪文に関しては味方が敵に対して使った場合のみ暴走する可能性があり、敵が使った場合や敵の最上級呪文を反射した場合には暴走は起こらないことにも注意しましょう。
今回の内容は以上です。
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